モーターショーとパソコン故障

TVでフランクフルト・モーターショーの番組をを見ました。やはり、自動車はカッコいいし、素敵ですね。私は、ほとんど車を使う必要がなくなったので、20年位前に車を捨ててしまいました。それでも、新しいデザインの車を見るとワクワクします。自動車って、やっぱり特別なものですね。特にヨーロッパ車は楽しいな。
自動車に関する、現在の世界的なテーマはやはりエコカーでしょう。特にヨーロッパはそうですね。ですので、それを反映したデザインも多いのですが、それだけではなく、往年の名車を連想させるようなデザインもあり、それが車の個性にもなっていて、とても楽しいです。単なる物理的な性能や、機能性や、合理性だけではなく、いたるところにちょっとした遊び心があるのがいいですね。遊び心だけしかないというのでは困りますが。
我国のハイブリッド車のデザインなのですが、空力性能はものすごくいいらしいのですが、ちょっと退屈です。出始めた頃はちょっといいなと思ったのですが、見慣れてくるとなんとなく楽しくないのです。魅力を感じなくなってしまいました。町中が、あんな車であふれたらつまらないな。まあ、その心配はなさそうですが。
やはり、自動車の動力についても触れないわけにはいかないでしょう。エンジンかモーターか。あるいは、ハイブリッドか。燃料は何を使うのか。電気ならば、どのようにして作られた電気なのか。その中で、ひとつ疑問なのが、なぜ水素があまり注目されないのかということです。番組でも言っていたのですが、私も究極のエネルギーは水素だと思っています。水素はそのままでエンジンにも使えますし、燃料電池にすればモーターにも使えます。排気ガスも出ません。水から取り出すので無尽蔵にあります。もっと水素に注目すべきではないでしょうか。


話は変わりますが、妻のノートパソコンが故障し、修理に出しました。ハードディスクの交換をして戻ってきました。そのため、パソコンのセットアップをはじめからやらなければならなくなりました。無線LANの設定。ネットへの接続。メールの設定等々。説明書やマニュアルを引っ張り出して、てんやわんやです。ひとつひとつの作業自体は、以前に比べれば、ずいぶん簡単になりました。それでも、あれやこれやで大騒ぎです。
私は普段、パソコンを使って仕事をしていますので、ある程度慣れていますが、それでもセットアップは最初にやったらそれっきりですので、説明書と首っ引きで進めなければなりません。それと、説明書やマニュアルの分かりにくいこと。特にカタカナの用語が出てきたりすると最悪です。きっと、書いてる方は、そのような用語の意味を自明なものと思っているのでしょうね。
IDやパスワード、アカウントなどというよく目にする用語も、分からない人はたくさんいると思います。私も、ちょっと前まで「アカウントってなんだ」と思っていたひとりです。日本語にならないので、原語のまま使っているのでしょうから、なおさらやっかいです。
マニュアルなどの分かりにくさについては、最近かなり改良されていますが、読みにくさという点では、あまり変わっていないような気がします。読んでるうちに、わけが分からなくなって、こんがらがってしまうのです。素っ気無いかもしれませんが、手順が箇条書きになっていたほうが分かりやすいような気がします。無理に文章化すると、かえって分かりづらくなるような気がします。
また、マニュアルの指示通りに作業していても、常に、自分のやっていることが正しいのだろうかと、不安になるのですね。きっと、今やっている作業が、何のためのどのような作業かを理解していないからなのでしょう。まあ、それを理解する必要もないということなのでしょうが。
やはり、パソコンは、誰でもが簡単に使える家電製品ではないということですね。ネットに接続すると、セキュリティの問題もでてきますから、ある程度それは致し方ないのでしょう。しかし、それによって格差が生じてくる可能性も考えられますね。
スマートフォンも同じです。