2006-01-01から1年間の記事一覧

表参道

表参道を久しぶりに歩いた。週に一二回必ず近くに来るのだが、表参道を歩くのは久しぶりだ。30年ぐらい前は、週に一回は必ず表参道を歩いたものだった。当時の表参道には、デザイン事務者や設計事務所、カメラマンのスタジオなどが集中していた。いつの間…

東京オペラシティ

もう先月の話になるが、初めて東京オペラシティに行った。前を通ったことは何度もあるのだが、興味もあまりなかったし、いい印象もなく、特別行く機会もなかったため今回が初めてとなった。今回なぜ行くことになったかというと、建築家・伊東豊雄の「建築|…

Tokyu Drsigner’s Week

もう2週間前になるが、東京・青山周辺を中心にして、デザインに関係する企業、ショップ、デザイナー、学生などが参加して、東京デザイナーズウィークが開催された。毎年この時期に開かれているもので、昨年と同様に神宮外苑・絵画館前広場にメイン会場とし…

国立こども図書館

先日、招待券をもらったので「ベルギー王立美術館展」を見に、久しぶりに上野の国立西洋美術館に行った。この建物はル・コルビュジェの設計によるもので、彼の美術館構想を実現させた唯一のものだ。螺旋形の平面をしたギャラリーが無限に続く(実現したのは…

溜池山王

先日、初めて地下鉄(最近は東京メトロと言うそうだが)の溜池山王駅で降りた。溜池山王駅というのは昔はなかった。以前、銀座線に乗っていて「溜池山王」という駅があるのを知って驚いた。「赤坂見附」の次は「虎ノ門」だったはずだが。更に「溜池山王」に…

山窩(サンカ)の頭(続き)

(おとといの日記の続きです。)彼らが定期的に家に遣ってくるようになり、そのうち私も彼らが来るのを心待ちにするようになっていました(私が待っていたのは頭だけだったのですが)。ある時、来るはずの日に彼らは現れませんでした。その日は朝からずっと…

山窩(サンカ)の頭

最近、山窩がはやりだそうです。私も以前(といっても30年も前のことですが)三角寛氏の著作(確か「山窩物語」だったと思う)を古書店で見付け、購入して読み、山窩に強く引かれたことを思い出します。その本は誰かに貸してしまい、戻ってきませんでした…

気のはやい 木の葉はすでに 色づきぬ

秋空に 夏の盛りを 懐かしむ

行く夏を 惜しむがごとく 輝きぬ

古の 時引連れて 夏祭り

夏の陽の 力強さも 秋の雲

真夏日に 涼しげにたつ クンシラン

梅雨の間の 空に流れる 雲の河

茅の輪くぐり 一年間の 厄落しする

真夏日の 陽に焼かれつつ 光増し

紫陽花の 色あざやかに 梅雨の空

梅雨間近 川面に光 満ち溢れ

葉桜の 新緑の影 水に映え

長雨の 憂いを晴らす 五月晴れ

夜よ、こんにちは

久しぶりに映画を見た。 渋谷のユーロ・スペースが、新しい場所に移ってからここへ来るのは初めてだ。 マルコ・ベロッキオの映画だ。 マルコベロッキオの映画を見るのは何十年かぶりだ。私はマルコ・ベロッキオが好きだ。イタリアでは巨匠と呼ばれているらし…

空き地にも ここぞとばかり 花化粧

朝がたの 新緑の森 清々し

降る雨に さびしく揺れる 鯉のぼり

明日からは 五月とばかり さつき咲く

子供らは 夏を待ちかね 川遊び

咲く花の 悦ぶすがた 色となり

いっせいに 花咲き乱れ 春となり

遅咲きの 枝垂れ桜の あでやかさ

突然の うぐいすの聲 姿なき